攻略がが分からない
最終18番のPAR5ホール。午後になってもグリーンはまだ凍っていた。3打目地点からグリーンエッジまでは70ヤード。しかし3打目をどこへ打って良いか分からない。
振り返ると、今日一日凍ったグリーンには手を焼いていた。冬場のゴルフである、朝からグリーンが凍っていることは認識していた。ゆえにグリーンに直接乗せないように手前からの攻略を心がけてはいた。しかし各ホールのグリーンの凍り具合や溶け具合が違うのである。アプローチがどれくらい弾むのかが各ホールで違うと言う事である。全般的に言える事はボールを上げるとバウンドが大きくなるため、低いアプローチが求められる。普段よりボールをあげないようにアプローチを意識してラウンドしていると、これはこれで低いアプローチの練習になっている実感があり、楽しくラウンドはできていはいた。結果はなかなかカップに寄ってはくれず、ワンパットでカップインとはならないため、打数の増加は受け入れざるお得ない。
さて、最終18番のPAR5ホールである。3打目地点から70ヤード以上打つとグリーンに直接ボールが落下し、凍ったグリーン上で大きくバウンドすることは間違いない。65ヤード以下だとバンカーに捕まり、今日の砂の薄いバンカーからでは、4打目もおそらくグリーン上には止められないであろう。3オンを諦めてグリーン左のラフを狙う場合は思いの外左が狭く、行き過ぎると1ペナエリアである。しからばグリーンの右の法面はどうかというと、これはこれでどこにバウンドするのか分からないリスキーな斜面である。100ヤード位打てばグリーン奥までは運べるがそこはバンカーである。65ヤードから70ヤードの距離を打てば良いのであるが、そのようにピンポイントで距離を打ち分ける技量は持ち合わせてないのである。グリーン左が安全そうに思えるのであるが、今日は狙ったポイントより左に出る傾向があるため、ワンペナが恐ろしい。こうして3打目地点で詰んでしまっているのである。
ここで切り上げてプレー終了という選択肢はあり得ない。3打目は打つ必要がある。一番可能性が高いのはピン方向を狙い、結果狙いより左に飛び出してグリーン左手前辺りに落とす戦略を選んだのであった。しかし3打目はご想像通り、ボールは狙った通りに真っ直ぐにピン方向に飛んでいき、グリーンに直接落下、大きくバウンドし奥のバンカーへ吸い込まれるというありがちな結果なのである。曲がる事を織り込むとなぜか曲がらないのはゴルファーあるあるであろう。素直に左ラフを狙うべきであったのであろうか。
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