ゴルフ練習に行くチャンスを逃して上達から遠のいている
ゴルフのラウンドが終了し、帰宅時の車の中ではいつも反省しきりである。
あのホールのティーショットで 5Wを使っていれば、あのホールのセカンドショットで1番手小さいクラブを選択していれば、あのグリーン周りでザックリがなければ、あのバンカーから1発で脱出できていれば、あの3パットがなければ、などなど。いわゆる「たられば」の連続である。
比較的ティーショットやセカンドのフルショットなどの大きめなショットに関してはあまり反省がない。というのも、普段めったにゴルフ練習場にいかないため、練習で培ったベースとなるスイングがない。結果どこが悪いか分からないのである。ティーションは OBしない、セカンドショットはとりあえずグリーン周りへ持っていくのが自分なりの合格ラインである。
となると、グリーン周りの小技は非常に重要になる。パーオン率が低いゴルファーにとって、グリーン周りの出来不出来が大きくスコアに影響する。1ピン以内が合格ライン、できれば 1メートル以内を目指しているのであるが、ゴルフはそんなに甘くない。寄らず着かずとはよく言ったものである。通常グリーン周りでは 58°、52°、PW の3本のウェッジの選択肢から選んでいるが、本当のところ使い分けが分かっていない。おのずと 52°の登板回数が増えている。しかし、手前で止まったり、大きくオーバーしたりと、なかなかカップに寄ってくれない。
ところが本日のゴルフはグリーン周りがとても噛み合っていた。何となくのイメージで選んだウェッジの選択が功を奏して、1パット以内に付けることが多数できたのであった。おのずと帰りの車中も反省がなく、気分良く帰路に着いたのである。だが思う、本日のプレーからは学ぶものが思いつかない。次回に生かせる気づきがないのである。なぜうまく行ったが分からない。練習嫌いな自分にとっては、帰宅時の車内反省会がスキルアップには欠かせないトレーニングなのだが、反省がないと次回のラウンドが不安になってくる。
本来はこの良いイメージを持って練習場で再現性を高めるのが上達への近道であろことはわかっているのである。でも「いまから行くと練習場は混んでいそうだなぁ」、「そういえば近くにあった練習場は無くなったなぁ」、「お金がかかるなぁ」など、行かない言い訳ばかりが先行する成功体験から学べないゴルファーなのであった。
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