【ラウンド】シャンク病が発症しました

ラウンド

一般にシャンクというのはクラブフェースにボールが上手にヒットせずに、ボールがクラブフェースとシャフトが連結している根本部分にヒットして、主に右方向にボールが飛んでいく病気である。

シャンク病は何の前触れもなく突然現れる。何が原因で突然シャンク病が発症したのか、その原因の究明が急がれるところであるが、ラウンド途中でプレーを中断させて原因究明に時間を費やすことはできない。病気の程度に関わらずプレーは進行するしかないのがゴルフなのである。一方、シャンク病は一度でも発症すると、なかなか修正できないものなのだ。意識すればするほど、ボールをシャフトで打ってしまい、思いも寄らない方向にボールが飛んでいくという恐ろしい病気なのだ。シャンク病を抱えたゴルファーにとって、セカンド・サードショット時の心持ちは筆舌に尽くし難い。グリーンを狙いたくとも、右方向に飛んでいってしまうイメージが脳内を埋め尽くし、右側の池やOBのハザードが非常に気になる。ショットすることに対して恐怖すら感じるのである。そして、ショットを打つごとにボールを失いながら、打数だけが積み上がっていくのである。通常ゴルフのラウンドは楽しいものなのだが、シャンク病が発症した日だけは、すぐにでも帰宅したくなるのだ。

そのシャンク病が突如発症してしまった。今回の発症の仕方であるが、途中のホールから徐々に当たりが薄くなっていたように感じていたのだが、12番ホールで突如シャンクが発症したのである。私もそれなりに経験を重ねたベテランゴルファーなのである。一般的なシャンクの原因は頭では理解している。例えば、左腰が浮き上がっているや、左腕が上にきてヒットしているなど、思い出せる限りのことを思い出し、次のホールでのショットに備えるのである。次の13番ホールでは怖いシャンクを回避するため、少しボールから離れてスタンスをとってショットするも、大ダフリである。14番ホールは左腕が浮き上がらないように少しフェースを閉じながらテイクバックしてショットするも、シャンクし右側へ飛んでいく。15番ホールでは大きめなクラブをハーフスイングでショットするも、トップしてグリーンオーバー。16番ホールでは左腰を意識して浮き上がらないようなショットを意識するも、やはりシャンクしてしまう。17番ホールでは少し体を起こしてボールと頭の距離を離してみるも、やはりシャンクしてしまう。18番最終ホールではもう何も考えられない。ティーショットも失敗し、セカンドショット以降はハーフショットでショットを繰り返すも、シャンクが止まらないのである。非常に長い1ラウンドになってしまった。

次回以降のラウンドにむけてシャンク病を完治が急務である。帰宅中の車の中ではシャンク病への対応で頭がいっぱいであった。その結果思い出したのが、テイクバック時のコックの使い方がおかしくなっている可能性である。私はテイクバックではあまりコックしないのであるが、最近バンカーショットで大叩きした時に少しコックの仕方が変えてみたのだが、バンカー以外のショットでも偶にコックを使う変な癖がついていることを思い出したのである。ゴルフ練習場に行くことは滅多にないのだが、このコックの仕方がシャンク病の原因かもしれないので、早めにゴルフ練習場で試してみたいと思っている。

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