【ラウンド外】ゴルフ練習場でシャンクを治す

ラウンド外

シャンクというのはクラブフェースにボールが上手にヒットせずに、ボールがクラブフェースとシャフトが連結している根本部分にヒットして、主に右方向にボールが飛んでいくというミスショットで、それはもう恐ろしい病気なのである。先日のラウンド中にそのシャンク病が発症したため、治療が急がれているのである。

他の色々なシャンクの治療ポイントのまとめは以下記事を参照

【ラウンド外】シャンク治療の練習のまとめ

シャンク病は何もせずに自然治癒する場合もあるのだが、やはり気持ちが悪いものなので、しっかり治療しておきたい。ところがラウンド中にあれこれスイングなどを修正することもできないため、ここは久しぶりにゴルフ練習場に足を運ぶかと思い腰を上げた結果、今ゴルフ場の練習場の打席に立っているのである。久しぶりの練習場であるため練習ボールの購入方法が分からない。久しぶり感を周りに悟られるのも恥ずかしいので、自分の打席で準備体操や軽い素振りをしながら、まわりをキョロキョロ見渡し、練習ボールの購入場所や購入方法を確認し、何とか練習ボールを購入することはでき、いざシャンク病の治療を開始する。

とりあえずランド中に発病したシャンクの再現から開始する。クラブ選択は迷ったが、PWでハーフスイングで 5〜6球打ってみたが、シャンクはしない。しからばと、同じPWで 8割くらいのスイングで試してみた。結果見事にシャンク病を再現できたのである。練習場でシャンク病が再現できるのは安心材料である。再現できることは修正可能という意味だからである。もし練習場で再現できない場合は、そうとう重症であるため、治療に時間がかかることを覚悟する必要があるのだが、今回は一安心である。

再現できたところで別のクラブを試してみる。7番アイアンを試してみた。PWと同じ感覚で8割くらいのスイングで試したところ、やはりシャンクが発生した。ここから調子に乗ってボールをどんどん打っていくと自然にシャンクが修正されそうに思うのだが、ここはひとまず落ち着いて、順序よく治療していくようにする。

今回のシャンク病が発症したラウンドの帰宅時の車内で、このシャンク病の原因はテイクバック時のコックの仕方かもしれないと仮説を立てていた。私の場合はテイクバックでコックはあまりしない意識でスイングしているのだが、ひょんなことからコックを使っていたかもしれないという仮説である。この仮説が正しければ、今回発症したシャンク病は、ノーコックスイングのイメージを意識すれば治療になるやもしれないと考えていた。

そこで改めてPWにクラブに持ち替えて、大袈裟なくらいノーコックスイングのイメージで何度か素振りをしてみる。大袈裟にノーコック素振りをしているためちょっと違和感がある。そこで腰から腰のハーフスイングの素振りでイメージを固めていく。テイクバックでスタンスに平行になるまでクラブを腰の位置にあげて、フォローも反対側で平行になるまで腰の位置へ振っていく。20〜30回くらい素振りを実施していると、体の軸が左右にぶれが感じられるため、テイクバックでは左側へ、フォローでは右側へ体を引っ張るイメージで、体の軸がブレないようにさらに20〜30回くらい素振りを実施する。その後、徐々に素振りを幅を広げていき、フルスイングまで素振りを繰り返す。

ノーコックスイングの素振りに馴染んだところで、ボールを打ってシャンクが完治したか確認することにする。ここでボールを打つ時にはノーコックスイングなどは意識せずに、普段のスイングの積もりでスイングするのがポイントである。結果ボールを打ってみたところシャンクは発生しなかった。その後10球、15球と打ってみたがシャンクは完治したようである。やはり今回のシャンク病はテイクバックで変なコックが入っていたことが原因だったようである。
もし、ノーコックスイング素振りでも完治できなかった場合は、左腰の浮き上がりがないか確認したり、インパクト時の左腕の位置が上がっていないか確認したり、ボールと立ち位置の距離を変えたり、ボールと頭の位置を変えたり、など色々試す必要があるのだが、今回は簡単に完治したので本当に良かった。意気揚々と帰宅して次回のラウンドの予約を入れたのは言うまでもない。

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