2024年ノーザンカントリークラブ錦ヶ原のホール毎の成績(スコア、パーオン、スクランブル、パット)を集計して、その結果を元にホールの難易度を順位付けし、総合難易度を集計してみた。このページは高難易度の6ホールの詳細を記載したページである。
高難易度ホール概要
このゴルフ場の常連の間では「錦ヶ原のアーメンコーナー 」との呼び声の高い4番、5番、6番ホールの内、5番、6番が予想通り難易度上位にランクインする結果となった。必ず渋滞が発生する11番ホールも難易度上位にランクインしている。難易度上位のホールについては常連さんであれば賛同頂けると思われる。
総合難易度1位:6番ホール
コース幅が極端に狭い、左は池、右はOB、左バミューダグリーンは池が絡んでくる
スコア難易度 | 1位 |
パーオン難易度 | 1位 |
スクランブル難易度 | 1位 |
パット難易度 | 9位 |
パット(パーオン時)難易度 | 2位 |
コース幅が数十歩の極端に狭いホール。左右のラフエリアも数歩しかなく直ぐに左は池で右はOBになっている。冬場は北風のフォロー、夏場は南風のアゲインストとなるため、サイドスピンが入ると簡単にペナルティーエリアに持って行かれる。
難易度が高いホールであるためカートが渋滞することも多く、リズム良くティーショットも打てないことで、より狭いホールにボールを運ぶ事を困難にさせている。ティーショットで心が折れるホールである。
左グリーン手前には池が食い込んでいるため、ひっかけやダフると池に捕まってしまう。また左グリーンは横長で池を怖がって大きく打つと奥のOBまで転がるリスクもある。さらに左グリーンは右から左に傾斜があるため、セカンドショットで池やOBを避けてグリーン右手前に運んでもそこから寄せるのも難しい。
右グリーンでは右サイドが浅く、右にキックすると簡単にOBとなり、グリーンに届かないと手前のバンカーに捕まってしまう。右グリーンは左から右に早いため、グリーン左手前からアプローチから寄せるのが難しい
結果、左右のグリーン共に寄せワンでパー(スクランブル)も難しいホールである。
総合難易度2位:5番ホール
コース幅が極端に狭い、左は池、右はOB、フェアウェイ真ん中に大きな木がある
スコア難易度 | 2位 |
パーオン難易度 | 2位 |
スクランブル難易度 | 3位 |
パット難易度 | 2位 |
パット(パーオン時)難易度 | 18位 |
コース幅が数十歩の極端に狭いホール。左サイドのラフエリアも狭く池に向かって傾斜している。右サイドのラフエリアも狭くカート道があるため、簡単にOBへ弾んでしまう。
フェアウェイセンターに大きな木があるため、ティーショットでフェアウェイに運べても木がスタイミーになるリスクがある。ティーショットで木の前まで運ぶか、セカンドで木越えを狙える位置にレイアップするかを選択する必要がある。
冬場はアゲインストの北風、夏場はフォローの南風となるため、左右の曲がり具合、木までの縦距離も含めてティーショットの番手選びが難しい。
右のバミューダグリーンは手前から奥へ転がりやすいのだが、見た目では受けグリーンに見えるためアプローチやパターでは寄せずらい。左のコウライグリーンは左奥から右手前に傾斜しているため、冬場は左奥からは右手前のカップへは寄せずらい。
総合難易度3位:11番ホール
2打目にグリーン手前のクリークに捕まりやすい
スコア難易度 | 3位 |
パーオン難易度 | 4位 |
スクランブル難易度 | 2位 |
パット難易度 | 10位 |
パット(パーオン時)難易度 | 13位 |
このゴルフ場で最もカートが渋滞するホールである。定番はティーショットで引っ掛けて、セカンドショットでグリーン手前のグリークに捕まり、ローカルルールのグリーン脇のドロップエリアを使わずにクリーク手前から打ち直してまたクリークに捕まる事や、クリークからボールを拾うのに時間がかかったりと渋滞要素満載のホールである。
ティーイングエリアの直ぐ右サイドからネットが覆い被さっているため、アドレスで圧迫感がある。特にドロー打ちの人は右上のネットが邪魔に感じられる。渋滞して待たされた後に圧迫感のあるティーイングエリアからショットするため、多くの人は引っ掛けることが多い。あるいは顎が上がって、スライスしてOBの多く見受けられる。
ティーショットがそこそこ成功していれば、グリーンまでは100から140ヤード以内となる。冬場は北風となるため短いクラブを選択できるが、夏場はアゲインストであるため、番手を上げてもキャリーが出せないとクリークに捕まってしまう。
クリークに捕まった場合は、グリーン脇のドロップエリアを使う方がプレイファーストになるかと思われる。
総合難易度4位:7番ホール
左コーライグリーン左手前の木と右手前バンカーが効いている
スコア難易度 | 4位 |
パーオン難易度 | 9位 |
スクランブル難易度 | 4位 |
パット難易度 | 13位 |
パット(パーオン時)難易度 | 1位 |
最難関ホールの6番ホールの後の7番ホールである。6番で叩いてしまった場合、このロングの7番では力が入ってしまう恐れがある。コース的にはティーショットは右OBが浅いため左サイドに引っ掛けやすい。ティーショットが左サイドの場合、2打目は前方の木がスタイミーになるため、フェアウェイに短くレイアップを選択するのが無難ではある。
左グリーンの場合グリーン手前の木がスタイミーにならない様に2打目でフェアウェイ右サイドに運びたいが、右サイドは全てOBエリアであるため、逆に左サイドに引っ掛けたり、3打目の距離を残す事になる場合が多い。
コース左サイドから左グリーンを狙う場合、前方の木に当たったり、グリーン右手前のバンカーに捕まったりとトラブルになりやす。
総合難易度5位:12番ホール
グリーン手前のバンカーが効いていてパーオンが難しい
スコア難易度 | 5位 |
パーオン難易度 | 3位 |
スクランブル難易度 | 7位 |
パット難易度 | 14位 |
パット(パーオン時)難易度 | 14位 |
総合難易度3位の11番ホールの次のミドルホールである。11番ホールを失敗していた場合、このホールのティーショットは力が入ってミスし易い。基本右サイドのOBだけ避ければティーショットはOKなので、こころ穏やかにティーショットしたホールである。
個人的にはパーオン難易度3位でパーオンが難しいホールである。受けグリーンのためグリーン奥には外したくないが、グリーン手前もバンカーがあり悩ましい。冬のフォローの北風、夏のアゲインストの南風も色々考えさせられてミスショットに繋がってしまう。左グリーンの左サイドにバンカーがあるのでそちらも要注意である。
総合難易度6位:1番ホール
グリーン手前のバンカー注意、右コーライグリーンの傾斜が難しい
スコア難易度 | 6位 |
パーオン難易度 | 7位 |
スクランブル難易度 | 5位 |
パット難易度 | 5位 |
パット(パーオン時)難易度 | 10位 |
シンプルなロングホールである。ティーショットやセカンドショットは右サイドのOBだけ注意すればアバウトにショットして行って良い。
唯一セカンドショットは前方の木だけは注意すれば良い。前方の木は左右どちらからでも通過させすれば良い。
右コーライグリーンを狙うショットではグリーン手前のバンカーが効いてくる。ショットの位置からは見えないが、バンカーとグリーンの間は微妙に距離があるため、意外にグリーンに届かない事がある。このバンカーに捕まった場合も、意外とグリーンまで距離が残るため難しいバンカーショットとなる。
右コーライグリーンは大き目でアンジュレーションが厳しいため、アプローチも寄せ難く、スリーパットのリスクがある。
左のバミューダグリーンは逆に小さく、パーオンが難しい。
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